日本ADRの発芽

Concept ~シンポジウムの目的

日本国旗

我が国においては、民事調停・家事調停等の司法型ADRについては長い歴史を持ち、相応の利用がなされていますが、民間型ADRについては、平成19年に ADR法が施行され、ADR機関が多数設立・認可されたにもかかわらず、社会での認知度が低く、その利点についての理解が乏しいため、民間型ADRの利用 度は極めて低いと言わざるを得ません。

アメリカ国旗

他 方、米国では、調停の歴史が浅いにもかかわらず、調停の活用についての研究・実践が活発に進められ、現代型民間調停が広く普及しており、調停人の養成シス テムも整備され、私的調停人制度(プライベートメディエイション)も社会に根付き、民間型ADRが社会全般で広く利用されています。

そ こで、アメリカにおけるADR研究及び実務の第一人者であるリーラ・ラブ教授とダン・ワイツ氏の参加を得て、日本のADR研究者・実務家が一堂に介して、 日米におけるこれらのADRの実情を踏まえ、日本における民間型ADRの飛躍的な普及と効果的な調停人養成の工夫について、建設的かつ挑戦的な意見交流を していただき、日本における民間型ADRの未来を拓く契機にしたいと思います。